今日から今週末にかけて七五三の参拝客を見かける機会が多くなりそうです。
7つ褒め、5つ教え、3つ叱りながら子どもたちは成長していくものです。
さて、はやいもので、この20世紀デザイン切手シリーズも後2回を残すのみとなりました。
拙ブログにお付き合い頂いた皆様方には、こういう社会側面もある事を知っていただいただけでも幸甚の限りと心得ます。
さて、それでは、幕を開けますか。
今日は、1975年(昭和50年)~1983年(昭和58年)「時代」から
この頃は美濃部亮吉 が石原慎太郎を破って都知事になった。異色なところでは愛国党・赤尾敏なども立候補。
美濃部さんは自らスーパーで買い物して市場価格・物価動向をチェックしていた。
そのほかの主な社会現象を切手でその時々の世相を斬ってみよう。
この切手第15集で半分くらい分かれば、社会通。
①時代
楽譜とフォークギター
(解説)1975年(昭和50年)中島みゆき作詞・作曲による「時代」が発表され、大ヒットした。
②およげ!たいやきくん
楽譜とレコードジャケット
(解説)1975年(昭和50年) 高田ひろお作詞、佐瀬寿一作曲の「およげ!たいやきくん」が発表された。この曲は、テレビの幼児番組に登場したもので、レコード売上げは400万枚以上になる大ヒットとなり、関連した玩具や絵本なども登場した。
③カラオケ流行
カラオケ用マイクロフォンのイメージ
(解説)1977年(昭和52年)頃には、カラオケが全国的なブームとなった。伴奏付きで気軽に歌えることが人気となり、現在では娯楽の一つとして定着している。
④秋桜
楽譜とコスモスの花のイメージ
(解説)1977年(昭和52年) さだまさし作詞・作曲による「秋桜」が発表され、大ヒットした。
⑤UFO
楽譜と当時発表されたUFOの玩具イメージ
(解説)1977年(昭和52年)阿久悠作詞、都倉俊一作曲による「UFO]が発表された。この曲は、コミック的な歌詞と曲、ピンクレディーの衣装や振付とが相まって、子供を中心に圧倒的な人気を集め、大ヒットした。
⑥3年B組金八先生
番組タイトルと一場面のイメージ
(解説)1979年(昭和54年) 中学校を舞台にした学園ドラマ「3年B組金八先生」の放映が始まった。このドラマは、本来の教育の意味を問いかけていくことで、中学生とその親たちから絶大な人気を集めた。
また、主題歌「贈る言葉」は、その後の卒業式で歌い継がれている。
⑦⑧ 機動戦士ガンダム
(左)昭和54年に描かれた「ガンダム(背景はザク)」の原画のアレンジ・大河原邦男画
(右)昭和54年に描かれた主人公「アムロ(背景はガンダム)」の原画のアレンジ・安彦良和画
(解説)1979年(昭和54年) 「機動戦士ガンダム」のテレビ放映が始まった。この番組に登場する各種ロボットのキャラクターが、プラモデルとして発売されると大変な人気を集めた。
その後も続篇や映画が制作されている。
*これはダイバーシティー(多様性)とお台場をかけた新名所に佇立するガンダム像
⑨電子音楽の流行
当時のシンセサイザーと音楽のイメージ
(解説)1970年代後半には、電子楽器・シンセサイザーを用いた電子音楽が作曲されるようになった。この楽器を駆使し、電気的につくり出された音を使って演奏する多数のアーティストが誕生した。
⑩おしん
(解説)1983年(昭和58年)NHKの連続テレビドラマ「おしん」の放映が始まった。
主人公おしんが苦難に耐えながら生き抜く姿を、明治から昭和への時代の移り変わりを背景に描いたこのドラマは、圧倒的な人気を博し、平均視聴率52.6%を記録した。
シート余白部分
「機動戦士ガンダム」の主要登場人物のイラスト
*こうやって切手と解説文とを見比べながら、「ああ、そういえばこんなこともあったな」と20世紀の出来事を昨日のことのように思い起こせるし、話のタネになるのではないでしょうか?
そしてお台場のガンダムを仰ぎ見るとき、その歴史が甦ってくるのではないでしょうか。
それでは、また! (吟)